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MacOSX 10.4 Tigerの情報

Mac OS X 10.4 にUNIX系のソフトウェアをインストールした時の情報について記載しています。

  1. Apache2.2.0のインストール
  2. PHP5のインストール
  3. PostgreSQL8.0のインストール (2005.11.19)
  4. バックスラッシュの代わりに¥が入力されるのを修正 (2005.11.20)

Mac OS X に Apache 2.2.4 をインストールする

更新日:2007.2.17

環境:Mac OS X 10.4.5

参考サイト:@IT

 Apache2を実行するユーザーとしてapache2を作成します。システム環境設定の「アカウント」から、ユーザー apache2 を作成します。以下の作業はユーザー apache2 で作業します。

 Apache HTTP Server Projectから現時点の最新版である httpd-2.2.4.tar.gz を取得します。インストールするディレクトリは /usr/local/apache2 とします。インストールの手順は以下の通りです。

$ mkdir /usr/local/apache2
$ tar zxvf httpd-2.2.4.tar.gz
$ cd httpd-2.2.4/
$ ./configure --enable-shared --enable-dav \
> --enable-so --prefix=/usr/local/apache2
$ make
$ make install

configure オプションの enable-dav は Subversion に、enable-so は PHP に必要となります。インストールが成功したら指定通りモジュールが入っているかを確認します。

$ /usr/local/apache2/bin/httpd -l
...
mod_dav.c
...
mod_so.c
...

mld_dav.c, mod_so.c が現れたら成功しています。設定ファイル

/usr/local/apache2/conf/httpd.conf

を開き、 apache2(httpd)の実行ユーザーをapache2にするために次の部分を書き直しておきます。

User apache2
Group apache2
apache2(つまりhttpd)を実行するには apachectl コマンドを用います。
# /usr/local/apache2/bin/apachectl start

PHP5をインストールする

 Apache2でPHPを使えるようにしたいと思います。PHPの公式サイトからPHP5.1.2のソースを取得します。インストールするディレクトリは /usr/local/php5 とします。インストールの一連の作業は次の通りです。./configure の行は¥(\)を使って複数行に渡って書いていますが、一行で書いても構いません。

$ sudo mkdir /usr/local/php5
$ tar zxvf php-5.1.2.tar.gz
$ cd php-5.1.2
$ ./configure \
> --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs \
> --with-pgsql \
> --enable-mbstring \
> --enable-mbregex \
> --prefix=/usr/local/php5
$ make
# make install

Apache用のphpのモジュールがインストールされているか確認します。

$ ls /usr/local/apache2/module/
libphp5.so

PHPの設定ファイル php.ini を適切な場所にコピーします。

$ cp php.ini-dist /usr/local/php5/lib/php.ini

Apache2の設定ファイルhttpd.confを確認してphpモジュールを読むように設定されているのを確認します。この部分は、PHPをインストールする時に自動的に書き加えられます。

LoadModule php5_module modules/libphp5.so

さらに httpd.conf の最後の所に次の設定を書き加えます。これによって、拡張子.phpをPHPスクリプトであると認識するようになります。拡張子.htmlも加えると(赤字)、拡張子がhtmlのままでPHPスクリプトを書き加える事ができるようになります。ただし、全てのhtmlファイルをPHPスクリプトファイルとして読み込むので余分なオーバーヘッドが必要になります。

<IfModule mod_php5.c>
AddType application/x-httpd-php .php .html
AddType application/x-httpd-php-source .phps
<IfModule mod_dir.c>
DirectoryIndex index.html index.php index.cgi index.shtml
</IfModule>
</IfModule>

httpd.confを編集したら、httpdを再起動します。

# /usr/local/apache2/bin/apachectl restart

 PHPとApache2の組み合わせがうまく働いているかどうか確認してみる。HTMLファイルを配置する場所は

/usr/local/apache2/htdocs/

です。そこに

<?php phpinfo() ?>

と書いたファイル info.php を作成し、ブラウザから、

http://localhost/info.php

にアクセスします。PHPの各種設定が閲覧できますので、希望通りになっているか確認します。

PostgreSQL8.0をインストールする

PostgreSQLのデータベースを操作するユーザー postgres をシステム環境設定で作成します。ソースファイルは PostgreSQLのサイトから取得します。ソースファイルは /Users/postgres/src/ に置くことにします。インストールの一連の作業は次の通りです。

$ su - postgres
$ cd src
$ tar zxvf postgresql-8.0.3.tar.gz
$ cd postgresql-8.0.3
$ ./configure --enable-multibyte=EUC_JP --enable-syslog \
> --prefix=/usr/local/pgsql
$ make
$ make check
# mkdir /usr/local/pgsql
# chown postgres:postgres /usr/local/pgsql
# make install

インストールが成功したら .bashrc に次の環境変数を追加します。

POSTGRES_HOME=/usr/local/pgsql
export PATH=$PATH:/usr/local/pgsql/bin
export PGLIB=$POSTGRES_HOME/lib
export PGDATA=$POSTGRES_HOME/data
export MANPATH=$MANPATH:$POSTGRES_HOME/man
export LANG=ja_JP.eucJP

最後にデータベースを初期化して完了です。

$ initdb

バックスラッシュの代わりに¥が入力されるのを修正

参考:Mac OS X メモ

 Mac OS X 上でLaTeXを使う場合にはバックスラッシュの入力が必要になります。ところが X11.app 上ではバックスラッシュがうまく入力できません。それを改善するには次のようにxmodmapを用います。xmodmapのに読み込ませるファイル .xmodmaprc をユーザーディレクトリに作成します。そして次のように書きます。

keycode 101 = backslash bar

そして、反映させるためにこのファイルをxmodmapに読み込ませます。

$ xmodmap ~/.xmodmaprc

これで「¥」マークのキーを押す事で、バックスラッシュが入力できるようになります。