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フォントについて

  1. 平成書体のフォントについて
  2. SanSerifについて
  3. フォントの種類および、それに関連したファイル
  4. HINT情報(Hinting)とは何?
  5. PostscriptフォントとTruetypeフォントの違い

平成書体のフォントについて

作成日:2002.4.14

Postscriptの平成書体のフォント名

フォント名 縦書き or 横書き
セリフ HeiseiMin-W3-H 横書き用
HeiseiMin-W3-V 縦書き用
サンセリフ HeiseiKakuGo-W5-H 横書き用
HeiseiKakuGo-W5-V 縦書き用

TrueTypeの平成書体のフォント名

Truetypeフォント名 Postscriptとしてのフォント名
セリフ 平成明朝 HeiseiMincho-W3
サンセリフ 平成角ゴシック HeiseiKakuGothic-W5

SanSerifについて

作成日:2002.2.17
  • サンセリフ(Sans Serif)・・・セリフを持たない書体のこと。sans は無いと言う意味。セリフとは、線の端にあるとげのようなもののこと。例えば、Helvetica はサンセリフ体。

▼参考サイト or 参考文献

フォントの種類および、それに関連したファイル

PFB,PFA(拡張子)

Postscript Type1フォントに付いている拡張子。PFAはテキスト形式、PFBはバイナリ形式。

TFMファイル (TeX Font Metrics)

組版の際に利用するメトリック情報(字幅や高さ、深さなどの数値)を持ったファイル。TeXが組版するにはフォント自身の形状は必要がなく、このフォントメトリックのみが必要。

PKフォント

実際の印字に使われるビットマップ形式のフォント。PKフォントは利用するプリンタの機種や解像度に合わせて作成する必要がある。アウトラインフォントの一種として準備されているメタフォント(.mf)をMETAFONTを用いてラスタライズすると.gf (griff)ファイルが生成される。これを圧縮したものが .pkフォント。

TXフォント

TimesフォントをTeX用に配置し直したもの。

AFMファイル

Adobe Font Metricの略。PSフォント名や字幅情報など、PSフォントの情報を管理するファイル。

Type1フォント

Postscriptフォントのこと。アウトラインフォント。

PFMファイル

Printer Font Metricの略。PSフォントのメトリック情報を持ったファイル。AFMフォントと相互変換が可能。 プリンタに搭載されたPSフォントをWindowsの書くアプリケーションで利用できるようにするファイル。

ATMフォント

アウトラインフォントの形式の一つで、Postscript Type1(Type0)のこと。 印刷用のPostScriptフォントが、画面上でギザが出てしまうという欠点を解消したPostScriptフォント。画面上でもなめらかに表示される。

プリンタにダウンロードされる印刷用のPostscriptフォントに比べて安価で販売されている。普通はこのATMフォントと印刷用PSフォントを組みにして使う。このフォントを用いれば、QuickDrawプリンタなどにもきれいに出力することが出来るが、Postscriptプリンタに出力するには印刷用PSフォントが必要。PDFに埋め込んだり、アウトライン化して印刷することは可能。

OpenTypeフォント

Adobe社とMicrosoft社が共同開発している次世代のフォント・フォーマット。TrueType、PostScript(Type1)のどちらにも対応できる。高解像度の印刷用フォント無しでも印刷することが可能。

CIDフォント

拡張Type 1、またはCID-Keyedフォントと呼ばれることもある。 OCF(Original Composite Format :コンポジット形式)に代わる和文PostScriptフォントの新しい形式。日本語フォントの開発が効率的になるほか、フォント容量も小さくなる。

New CIDフォント

和文PostScriptフォントの新フォーマット。従来のモリサワフォントにはプロテクトがかけられており、Adobe Illustratorなどのドロー系グラフィックソフトでフォントをアウトライン化することができなかった。この仕様のままではAdobe Acrobatによるフォントのエンベッド(埋め込み)ができないため、

  1. Adobe Acrobatによるフォントのエンベッドを可能とする
  2. Adobe Illustratorなどによるフォントのアウトライン化を可能とする
  3. 従来のOCFフォントとの共存
の3点を中心に仕様の変更が行なわれた。

▼参考サイト or 参考文献

OFCフォント

Original Composite Fontの略。和文の場合は欧文と違って膨大な文字量を扱うためコンポジット形式になっている。PostScript Type 1フォントだが、正式にはType 0と呼ばれる。

HINT情報(Hinting)とは何?

文字をディスプレイのような低解像度の画面に出力する場合に、小さなポイント数で出力するとつぶれてしまう。 アウトライン情報をドットに変換するときに見にくくならないように、フォントの線幅を補正するような情報のことをHINT情報と呼ぶ。

▼参考サイト or 参考文献

PostscriptフォントとTruetypeフォントの違い

Postscriptフォントは、Adobeが開発したアウトラインフォント。Type1とType3がある。初期には、Type1の仕様が公開されていなかったために、実質的にType1フォントを作成できるのはAdobeのみだったらしい。 これに対して批判が高まり、1989年にAppleとMicrosoftなどが新しいTruetypeというフォント作り仕様を公開した。 このため、Adobeも急きょType1の仕様を公開、誰でも自由にType1フォントを作成できるようになった。

PostscriptとTruetype違いは、Postscriptフォントはベジェ曲線で曲線を表し、Truetypeはスプライン曲線で曲線を表すところ。 Truetype は、ビットマップに展開する機構をMacOS自身が備えているため、どのようなプリンタでも印刷可能。それに対してPostscriptフォントをビットマップ化する機構はPostscriptプリンタのみが内蔵してるため、 Postscriptプリンタを用いなければ、印刷できない。ただし、ATMを用いて画面表示は可能。Postscriptフォントのビットマップ展開はプリンタ自身が行うので、印刷は速い。

また、スプライン曲線の方が計算式が簡単なためアウトラインを生成するのは速いが、曲線の自由度が低いのでアンカーポイントの数が多く、同じフォントを表すのにもデータ量が多くなる。

▼参考サイト or 参考文献