理工系研究者のための Mac OS X, Windows, Linux メモ
 
ホーム >> UNIX >> R >> グラフの解像度について
このエントリーをはてなブックマークに追加

グラフの解像度について

作成日:2014.5.18
環境:R 3.0.3
  1. ディスプレイ上でのグラフの解像度
  2. PNG出力時のグラフの解像度
  3. PDF出力時のグラフの大きさ
  4. グラフの縦横比を変化させる

ディスプレイ上でのグラフの解像度

X11のディスプレイにグラフを描いた時、デフォルトでwidth=7, height=7になっている。 つまり,

X11(width=7,height=7)
と設定されている。この時の長さの単位はインチ。 ディスプレイの解像度はWindowsの場合は96dpiなので,96×7=672となり,画面上は672×672で描かれる。

PNG出力時のグラフの解像度

画面に表示されたグラフを同じレイアウト(グラフと文字のサイズの比を維持)でpngファイルに出力したいとする。 pngファイルのドットサイズのデフォルト値は480×480になっていて,これは

png("hoge.png", height=480, width=480, res=72)
と指定された時と同じ。 resはdpiに対応する解像度になっている。

しかし、480×480では解像度が低いので、もう少し解像度を高くしたい。 このためにはheightおよびwidthとresの比率を保ったままで、それぞれの数値を大きくると良い。 たとえば、解像度を2倍にしたければ

png("hoge.png",height=960, width=960, res=144)
3倍にしたければ、
png("hoge.png",height=1440, width=1440, res=216)
とするとよい。 X11の表示と同じ672×672にするには、
png("hoge.png",height=672, width=672, res=100.8)
とすればぴったり一致する。

PDF出力時のグラフの大きさ

PDFファイルに出力する場合は,ベクトル画像として出力される。 デフォルトのサイズはwidth=7およびheight=7で単位はインチになっている。

ディスプレイに表示される画像と同じフォントサイズでPDFファイルに出力したければ,X11で指定するwidthとheightにあわせれば良い。

グラフの縦横比を変化させる

グラフを横長にしたい時には、

X11(width=10, height=7)
のようにwidthとheightに異なる値を設定すればよい。 この縦横比を保ってPNGファイルに出力するには、width=480×(10/7)=686 なので
png("hoge.png", width=686, height=480)
とすればよい。 解像度を高くしたければ、前節で説明したように画像サイズheight, widthとともに、上記のようにresも一緒に修正するとよい。