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Fink

  1. Finkを用いたアプリケーションのインストール法
  2. dselectの使い方
  3. aptについて

Finkを用いたアプリケーションのインストール法

aptやdselectではバイナリをダウンロードしてインストールするが、finkを使うと、最新のソースをダウンロードして、自動的にコンパイル、インストールまで行うことができる。
また、stableになっていない最新版を入れるときにも使うことができる。

まず初めに、パッケージのリストを取得する。

% fink list

するとインストール可能なパッケージのリストが表示される。インストールしたいパッケージ名が分かったならば、

% fink install package_name

とすればよい。パッケージ名は、SourceForge:Finkのウエブサイトで調べることも出来る。

時に、ウエブサイトで検索すると出てくるのに、finkで見つからないものがある。このときの対処方法は、Fink F.A.Q.Q.3.8 に書いてある次の方法でインストール可能。

たとえば、kterm の場合は、

/sw/fink/dists/unstable/main/finkinfo/x11/kterm-6.2.0-2.info

を次の場所にコピーする。

/sw/fink/dists/local/main/finkinfo/kterm-6.2.0-2.info

そして、

% fink install kterm

とすれば良い。
もし、すべてのunstableを使いたいならば、/sw/etc/fink.conf を編集する。
つまり、Trees: のところに、unstable/main unstable/crypto を加える。

その他、よく使う命令をリストにすると、

命令効果
install 指定したパッケージをインストール又はアップデート
selfupdate Fink自身をアップデートする
selfupdate-cvs FinkをCVSの最新版にする。Packageも更新する。
update-all インストールされているパッケージすべてをアップデート
remove 指定したパッケージを削除
rebuild ソースを取って来て再度debファイルを作り直す
list 利用できるパッケージをリストする。名前でフィルタリングできる
describe 指定したパッケージの説明を表示
configure
apropos
--help ヘルプ表示
--version バージョン表示

dselectの使い方

dselectはsudoを使うか、rootから起動する。

% sudo dselect

をして、まず、[U]pdateを選択。自動的にリストがアップデートされる。
次に[S]electを選択。
XFree86は自分で入れたので、始めに、

x11-syst system-xfree86
x11-syst system-libgl

にカーソルをあわせ、「+」を押す。
これは、Fink(dselect,dpkg)と別の方法でXFree86を入れた場合に、
入れたことにするパッケージ。
リターンを押すとはじめの画面に戻るので、[I]nstall を選択。
終わったら画面に従って、一度リターン。
初めの画面で、4.[C]onfigを選択。

また、3.[S]electにもどって、

x11-wm windowmaker

を「+」で選択。
この場合、依存するファイルなども入れることになるので、その説明書きがあらわれる。
読んだらスペースキーを押して進む。
画面に、依存するファイルのリストがあらわれるので、
とくに変更が無ければそのままリターンキーを押す。
さらにリターンキーを押すとはじめの画面。また3.[I]nstallで
インストール。

▼参考サイト or 参考文献

aptについて

apt の設定ファイルは,

/sw/etc/apt/sources.list

である。特にいじる必要は無い。例えばパッケージ bundle-kde をインストールしたい場合には,

% sudo apt-get install bundle-kde

とする。依存するパッケージは調べて,(確認後)自動的にインストールされる。

パッケージ名が分かっているときは、

apt-cache show package_name

でパッケージの情報を得ることができる。

コマンドラインから

apt-get -h

と打つとヘルプを見ることが出来る。その内容から、

apt-get [options] command
コマンド
update パッケージのリストを取得する
upgrade アップグレードする
install 新しいパッケージをインストールする。--reinstall オプションを付けるとインストール済みのパッケージを、もう一度インストールする。
remove パッケージを削除する。--purgeオプションを付けると設定ファイルも含めて完全に消去
source パッケージのソースをダウンロードする
build-dep 依存関係を再構築する
dist-upgrade 依存しているパッケージがアップグレードされてるかチェックしてそれと整合性がとれる様に賢くアップデート
dselect-upgrade
clean ダウンロードしたアーカイブファイルを削除
autoclean 古いアーカイブファイルを削除
check 依存性が壊れていないかチェック
オプション
-h ヘルプを表示
-q 進行状況を表示しない
-qq エラー以外は何も表示しない
-d ダウンロードするだけでインストールアップグレードをしない
-s 実際には何も行わず、シミュレートする
-y 質問事項にたいして全てYESとする
-f 完全かどうかのチェックで失敗したとしても続ける
-m アーカイブを見つけることが出来なくても続ける
-u 同時にアップグレードされているパッケージを表示
-b ファイルを取ってきた後、ソースパッケージを作る

apt-cacheを用いて,パッケージ情報の参照、検索が出来る。情報を表示するには,

% apt-cache show package_name
文字列 exp を含むパッケージを表示するには,
apt-cache search --name-only exp

情報欄も含めて,文字列 exp を含むパッケージを表示するには,

apt-cache search exp
パッケージの依存関係を調べるには,
apt-cache depends package_name

▼参考サイト or 参考文献

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